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Socksとは
2006-06-23


SOCKS、読み方 : ソックス
企業など、直接インターネットに接続できない内部ネットワークのコンピュータに代わって、
「代理」としてインターネットとの接続を行なうシステムを実現する方式の一つ。
NECが中心となって開発された方式で、最新のSOCKS v5はRFC 1928としてIETFに
よって標準化されている。OSI参照モデルでいうトランスポート層(第4層)レベルでの
接続やデータの送受信を代理するので、WWWの閲覧に利用するHTTPに限らず、
TCP/IPを利用するほとんどのプロトコルに適用することができる。使用できるプロトコル
を制限するフィルタリング機能や、外部からの不正使用を防ぐ認証機能を持っており、
企業内ネットワークへの不正侵入を防ぐファイアウォールとしても利用される。
・Winsock アプリケーションを SOCKS対応にするためには、"SOCKS Wrapper" とよばれるアドオンソフトウェアを使用する。
・Socksのバージョンは、以前はVer4であったが、現在はVer5にアップしている。
・Socksに対応しているアプリケーションはいいが、対応していないアプリケーションは
 ファイアーウォールを越えることが出来ない。
・このため? NECはSocsCap32というプログラムを無償配布した。
 その後、「e-Border Driver」として、NECをスピンアウトしたパーミオ・テクノロジーズ社
 に引き継がれている。
[ソフトウェア]

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